兵庫県 豊岡鞄
兵庫県 マスミ鞄嚢
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兵庫県の北部、日本海側に位置する豊岡市は、日本を代表する鞄の生産地のひとつである。 市内にはCABANSTREET(カバン ストリート)があり、鞄販売店や鞄のギャラリーが比較的多く並んでいる。 また市街地循環バス「コバス」のうち一台は取っ手や縫い目もある“かばんバス”で、街中には 鞄専用の自動販売機まで設置されている。平成16年(2004)6月、「豊岡鞄」プロジェクトが経済産業省 中小企業庁の「JAPANブランド育成支援事業」に採択された。しかし、試作品を製作した直後に大阪や本州・ 関東地方までを大型の台風が襲い、広範囲で多大な被害をもたらした。 豊岡市内では多くの家屋が床下床上浸水し、商工業者約1800社も被害に遭う。 同じようにプロジェクト参加企業も被災し一時中断するが、平成18年(2006)11月、特許庁の地域団体ブランド 「豊岡鞄」の認証を受け、ここに誕生したのである。
豊岡市で製造された鞄は、「豊岡産」「豊岡製」「日本製」などと呼ぶことができるが、こうした鞄の中でも兵庫県鞄工業組合が定めた基準を満たす企業の優良品のみが「豊岡鞄」と認定されている。他社ブランドの製品を請け負い製造するOEM、その全国シェアの約7割を担う豊岡にあって、縫製やデザイン、素材、仕様、部分など厳しい基準と品質管理のもとに提供する「豊岡鞄」ブランドは、伝統の継承と熟練した職人の技術が結集した地域の誇りでもある。

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豊岡市内に流れる円山川沿いに『マスミ鞄嚢』がある。 おもにアタッシュケースやトランクなど箱型鞄の製作を得意としている。大正5年(1916)創業で、 現在は三代目の植村賢仁さんが代表を務めている。特筆すべきは、鞄工場でありながら「木工部」 が設けられていることだ。唸るような電動の音、床には木くずや木片が散らばり、当たりに木の粉が舞う。 箱型鞄の場合、製材された板を成型し、歪みを防ぐために最初から四角の箱を作ってしまう。 その箱を後にふたつに分断するのだ。外面内面ともに最終的には革や布地で包む加工が施されるの で木目やソリなど関係ないのでは・・・・・・と考えがちだが、こうした隠れた部分に、 地場産業を支えてきた技が秘められている。同社では伝統ある鞄作りのノウハウを生かし、 洒落た小物も製作している。今回お届けするのは鞄作りにも使われている上質な革を使ったキーホルダー。 紐状にした革を有刺鉄線状に編み上げた。「これからも鞄の産地として豊岡ブランドを大切にしていきたいです。」 そう語る植村さんのこだわりと、新たな挑戦がますます楽しみなブランドである。

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豊岡市内を流れる円山川に沿って広がる「協同組合豊岡鞄工業センター」通称"豊岡鞄団地"。 鞄に関係ある企業のみで構成された地区があるのはここ豊岡だけで、鞄製造メーカーから材料・ 卸商など、15社ほどがこの地に集まっている。"団地"入口の二軒目に、ロゴが印象的な青い社屋の 『バッグワークス』がある。昭和29年(1954)に豊岡市元町で鞄の製造を始め、 昭和48年(1973)、"団地"の設立時にここへ移転してきた。バッグやケース類、 袋物などの製造及び販売を受け継いだ代表の高島茂広さんは、三代目である。
2009年にオープンさせたショップの奥、通路を挟んだ入り口に「FACTORY」の文字が揚げられている。 この扉の向こうに、ゆったりした工房が広がっていた。生地を裁断するスペース、裁縫するミシンのスペース、 ポンチで穴を開けたりタグを付けるなど最終的な小物を取り付けるスペース、そして検品するスペースまで、 工程の一部は外注しているものの、製品はほぼ工房内で一貫生産されている。
鞄製造の難しさは素材が多種多様なうえに、ファッション性が重要なこと。形状やデザイン の変化への対応が必要だ。縫製ひとつとっても糸の太さ、縫い始めの手順や縫い方まで、 製品ごとに異なる。経験によって培った積み重ねと、人から人へ受け継いだ技術が生かされている。
地域ブランドである豊岡鞄の名に恥じないよう、素材選びも重要だ。本製品には、上質な光沢としなや かさを併せもった素材を使用。デザインのアクセントとなるファスナー引き手やポケットの縁には、 本革を使用した。また、その革経年変化が楽しめる"植物タンニンなめし"だ。
一貫生産のこだわりと、クラフトマンシップが継承されている、まさに注目のブランドである。

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