京都府 洛中高岡屋
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寝具と座布団の専門店『洛中高岡屋』。大正8年創業当初は、京都の百貨店の布団加工所としてスタートしたという。 「当時の布団売り場は呉服売り場に併設されていて、布団も着物同様、既製品ではなく 生地から選んで仕立てるのが一般的だったのです。つまり、オーダーメイドですよね。 その加工を手がけていたのです」 代表取締役の高岡幸一郎さんは、こう説明する。 以来高岡は、自社工場で職人による手作りの座布団作りを脈々と続け今日に至っている。 そもそも座布団は、畳とともにある日本人の暮らしにとって、なくてはならないものであった。 「京都では衛生掃除といって、年に1回夏の前に大掃除をする習慣がありました。 衣替えをするように、設えも夏用にします。よしずや藤の敷物、それに座布団も麻のものに 取り替えるのです。それまでの座布団の側地は洗濯して、古くなった綿は打ち換えします」 高岡さんは、そんな京都ならでは慣わしも最近は廃れてきたと嘆く。

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住宅もフローリングや椅子とテーブルといった洋風化が進み、畳のない家庭もある。 座布団を使わない人が増えているのだ。洋室に、ソファーを置いている家庭も多い。 「でも、ソファーもたれている人って多くないですか。日本人がリラックスしようと思うと、 どうしても床に近くなるのですね」それが、高岡さんの分析だ。床にもっとラクに座れる 座布団はないか。こう考えて、作られたのが「おじゃみ座布団」である。関西ではお手玉の ことを「おじゃみ」と呼ぶ。4枚の長方形の布を縫い合わせて、お手玉のような立体的にした 。高さがあるので、座ると自然と背筋が伸びて、ラクに座ることができる。クッション替わりに も使えるし、部屋のアクセントにもなる。座布団とクッションでは、綿の入れ方に大きな違いが ある。クッションではただ綿を詰め込むのに対し、座布団は形を作ってから、中に入れる。 変形した立方体の形をしたこの「おじゃみ座布団」では、さらに綿の成型が難しい。 綿には簡単に裂ける方向があって、まず、この向きに綿を手で切る。次に、綿を丸めて座布 団の形にしながら、測地に入れていく。使う綿は大量で、側地の大きさに比べて多すぎると思えるほどだ。しかし、座布団は座っ ているうちに、どうしても“へたり”が出てくるもの。少々へたった時でも、綿が均一になる。 それが職人の腕の見せどころだという。洛中高岡屋ではこの「おじゃみ座布団」のほか、 横になって寛ぐ際に便利な枕も作っている。「ざいころ枕」は、横になってテレビを観る のにちょうどよい高さ。「たわら枕」はごろ寝にぴったりだ。日本人のライフスタイルの 変化から生まれた座布団や枕の新しい形。快適さを追求し、現代の暮らしに合ったこのような“モダンな和”に行き着いたのだ。

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