おすすめの逸品

京友禅 千總
創業四六六年に及ぶ千總の歴史は常に新しい価値観を創造していく、いわば革新の歴史でもありました。伝統は守ることではなく創ること。 千總はその歴史を礎に新しい美の文化創造に挑戦し日々進化しています。千總友禅の美の世界をお楽しみください。
訪問着 『潦取桃山』……4,180,000円
桃山期の小袖を題材に制作しました。左右半身で陰日なたを表し、左半身が春、右半身が秋冬の花々を描きました。

加賀友禅
加賀五彩と呼ばれる藍・臙脂・黄土・草木・古代紫を基調とする色彩で、四季折々の草花や風景を写実的に描くことが加賀友禅の最大の特徴。 加賀百万石の武家文化の中で育まれ、今なお金沢の伝統工芸として受け継がれています。気品あふれる加賀友禅の世界をご覧ください。
中町 博志作 加賀友禅訪問着『重陽の節句』……3,080,000円
9月9日の「重陽の節句」は、菊の花を飾り、菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んで不老長寿を願う行事です。古来中国では菊の花から滴る露が川に落ちその川の水を飲んだ者が不老長寿となった「菊水伝説」があります。これに由来した繊細で上品さを醸し出す逸品です。

上品會
きもの文化と染織五芸の向上を目指し、毎年発表される島屋の上品會作品。 「飜古為新」の會風のもと、厳しい鑑審査を経た同人名家渾身の上作をご高覧ください。
【矢代仁】振袖『彩華三友』 ……3,850,000円
伸びやかな竹と動きをつけた松の幹をぼかし友禅で淡く立体的に表し、ポイントの松を細やかな糸目に鮮やかな色調の友禅・箔・刺しゅうで仕上げました。清麗な趣をもつ、印象的な作品です。