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御見舞い

御見舞い 心細い気持ちに寄り添い、励ましの気持ちを込めて贈ります。

御見舞いとは?

病気で入院して治療を受けたり、自宅療養されたりしている方へのお見舞いを、「病気見舞い」と呼びます。親戚や知人が災害にあった時に安否を確認し、その時に必要なもの、手助けになるものを贈ることを「災害見舞い」と呼びます。また、災害の大きさによっては被災地や避難所などに贈ることもあります。

御見舞いのマナー

病院や自宅へのお見舞いは、回復期に伺うのがベストです。その際は事前に家族や病院に様子や都合を聞いて、見舞っても構わない状況かを確認してから伺いましょう。また、時間帯にも注意が必要です。病院の定めた時間帯に伺うようにします。弱っている方に負担をかけないよう、あまり長い時間滞在しないなどの配慮が必要です。

服装も清楚にし、お見舞いを持っていく際の「ふくさ」も紫や紺色の無地、または落ち着いた色合いのものを使うようにしましょう。

地震・火事・風水害、あるいは交通事故などの突然の災害は、ある意味で病気より大きい痛手であり苦痛な場合もあります。災害の知らせを受けた場合、まずは安否確認を行います。災害の規模によりますが、むやみに現地入りするとかえって迷惑な場合もあるので、情報収集を行ったうえで、可能であれば手助けを行ったほうがよいでしょう。

選び方のポイント&のしについて

病気見舞いに贈るものは、相手の病気や症状を考えて選ぶことが大切です。病院や自宅の中で療養で、比較的症状が落ち着いている方へは、フラワーアレンジメントや季節のお菓子、フルーツなどがおすすめです。香りの強い花や花瓶が必要な花束などは、病院でお断りされる場合があるので、確認が必要です。入院中は何かと物入りですので、現金を贈ることも差し支えありません。

病気見舞いには、紅白結び切りにして、もともと慶びごとに用いた「のしあわび」は付けません。表書きは「御見舞」「お見舞」とするとよいでしょう。

災害のお見舞いの贈り物は、災害の大きさにもよりますが、日用雑貨、衣類、食料品、水、お金など、被害状況に合わせて「すぐに役立つ」ということが大切です。子どもさんがいる場合には、学童用品なども喜ばれます。また、災害見舞いの場合、目上の人に現金を贈っても失礼ではありません。

災害見舞には慶びごとに用いた「のしあわび」はつけません。水引もつけず、無地の掛け紙(奉書紙)に表書きは「御見舞」「災害(地震・火災)御見舞」とするとよいでしょう。

御見舞いおすすめ

洋菓子、和菓子、フラワーアレンジメント、フルーツ、タオル、寝具、雑誌、文庫本、ブックカバーなど。
(病気見舞いは、病気や病状によって確認が必要です)

災害見舞の場合は日用品、日持ちのする食品、飲料水、衣類、寝具、子どもの学童用品など

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