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鶴屋友の会

アマモ講演会SDGs

鶴屋友の会

「そのひたむきな若い力の姿を」

今回、鶴屋友の会では環境保全に懸命に取組んでいる高校生という若い力にスポットをあててその活動をご紹介致します。

最近よく耳にするようになった「うみくさ アマモ」。アマモは海のじゅうたん・ゆりかごとよばれ水質浄化や二酸化炭素の吸収・固定等の多くの機能を持ち美しい海を作ると言われています。和名は リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ。
熊本県立芦北高等学校林業科の生徒の皆さんは20数年来、先輩から引継ぎながら「芦北の宝である海を守る」為にこのアマモ場の再生活動に取り組んでいます。ここ数年同校の活動は多数のメディアにも取り上げられ徐々にその横顔が広がりつつありますが何故、林業科の生徒さんが海!?なのか、、、それは活動の理念としている「山から海を見る」とういところから来ています。林業学習課程で培った力があるからこそ、木を植え、木を伐(き)り、理想とされる土壌の育成をすることでミネラルたっぷりの水が涵養されそして川となり最後は海へという事を実践出来るからなのです。生徒さん達は地球の表面積の70%を占める海を「少しでも綺麗なままで」という想いで活動を続けていますが継続には気力・体力が必要となります。又、豊かな海は豊かな漁場を提供し、漁業・又芦北地域の発展に繋がるという背景もあるのです。

鶴屋友の会では2年ほど前より会員様のご参加によるSDGs関連のイベントを始めておりますが会員様より特に環境保全に関連するイベントのご要望が寄せられていました。
そこで昨年8月に芦北高校林業科の生徒さんによる「アマモ講演会」を開催し、アマモの全体感、そして活動をわかりやすく説明してもらいました。その際にご参加の会員様にアマモの種子を脱脂綿上に根付けしてもらい約半年の間高校の研究室で生徒さん達の見守りの中、約30〜40センチ前後まで成長。
これを友の会のスタッフが「根付けされた会員様の代理」として今年の1月に芦北計石湾に生徒さん達と一緒に海へ移植して来ました。
移植したアマモが拡大し「海のじゅうたん・ゆりかご」として育つ事を願うと同時に生徒さん達の継続実行力に深く感銘するところです。
又、午前3時からの移植活動では移植場の全体を明るくする為、熊本日産自動車株式会社様のご協力を頂きました。電気自動車「リーフ」のバッテリーを電源とした灯光器の光で全体を明るくするというチャレンジでした。

友の会では「価値あるイベントへの参加だった」と思って頂けるような各分野のイベントを今後も定期的に行い、HP・インスタグラム等でご報告致します。

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