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ひな祭りが終わると、母の日の広告が目につきはじめますが、母の日の正確な日にちを知っている方は意外と少ないようです。今回は、母の日の日にちと、その起源、そして喜ばれるプレゼントについてご紹介します。
母の日は、毎年変動します。「確か、5月の日曜日だったはず」と、漠然とイメージできても、正確な日にちについてはあいまいな方もいらっしゃるのではないでしょうか。3月のひな祭りが過ぎた頃から徐々に広告が出始め、4月になると特設会場を目にする機会が増えます。では、「母の日」は、正確にはいつなのでしょう。
日本の母の日は、毎年第二日曜日となっています。2024年は、5月12日が母の日です。
なぜ5月の第二日曜日を母の日とするようになったかというと、アメリカの風習にならったためだといわれています。
1905年5月、アメリカに住む少女が「生きている間に母へ感謝の気持ちを伝えよう」という普及運動をはじめたことをきっかけに、この運動がアメリカ国内で広まり、9年後の1914年、当時のアメリカ大統領であるウィルソン氏が、5月の第二日曜日を「母の日」と定め、国民の祝日にしたのがはじまりとされています。
これにならって、日本でも1947年頃から母の日が行われるようになったそうです。
母の日は、世界のさまざまな国で行われています。
日本と同様に、5月の第二日曜日を母の日とする国は、アメリカをはじめ、オーストラリアやイタリアなど、日本を含めて6か国。そのほかにも、3月に行うイギリスや8月に行うタイ、10月に行うアルゼンチンなど、母の日は世界中に広がる風習です。
国によって母の日の期間や、感謝をする相手(母だけではなく両親や、女性全般など)は異なりますが、やはり世界中でお母さま、そしてご両親へ感謝の気持ちを伝える日は、大切にされていると分かります。
母の日は、最も早いタイミングで5月8日、最も遅いタイミングでは5月14日となります。
5月14日のイメージが強いと、ゴールデンウィーク空けに準備をすれば充分と思ってしまいますが、5月8日の場合もあると覚えておくと、慌てずに準備ができます。早めに準備を整えておくことで、ゴールデンウィークを心置きなく楽しめるでしょう。
母の日といえば、カーネーションを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。もともと、アメリカでは白いカーネーションを贈る習慣があったため、日本でもアメリカにならってカーネーションを贈るようになりました。近年は、お花だけでなく、さまざまなギフトを贈る方もいらっしゃいます。おすすめの母の日ギフトについて、ご紹介しましょう。
お花の人気はやはり高いのですが、お手入れの手間がかからないドライフラワーも人気の傾向です。お手入れの必要がないお花は、年配の方も気軽に飾れますし、部屋が華やかになると喜ばれるでしょう。
また、お花にこだわることなく、喜んでいただけるギフトを選ぶことがポイントです。グルメな方にはおいしいお肉やスイーツ、おしゃれな方にはお洋服やファッション小物、リラックスタイムを大切にする方なら入浴剤など、プレゼントするものはお母さまの趣味趣向を考えると良いでしょう。
母の愛というものは、世界共通のもの。そして、母を想う子どもの気持ちというのも、万国共通です。
お母さまに感謝の気持ちを伝える「母の日」。これからも、毎年大切にしていきたい日です。